潜在意識 |
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S・フロイトなどの心理学者がいう「潜在意識」と、マーフィーシリーズの本に出てくる「潜在意識」には違いがあるのでしょうか。 ○心理学が説く「潜在意識」 フロイトとユングの思想を基本に考えてみます。 人間の心は、三層構造で、意識、前意識、無意識に分けられます。一般に、無意識のことを指して、潜在意識といわれます。 さらにユングによれば、無意識は、個人的無意識と集合的(普遍的)無意識に分けられます。集合的無意識は、全ての生物の記憶が収まっている、共通の無意識であるといいます。過去の記憶が全て詰まっている遺伝的な意識です。 フロイトは、催眠から無意識という存在に気がつきますが、人間の行動を観察していくなかで確信を得ます。 人が、言い間違えるのは何故でしょう。度忘れするのは何故でしょう。集中力が低下したからでしょうか。それもありますが、それだけでは説明がつかない場合があります。逆を考えてみます。ピアニストは、鍵盤を見なくても演奏できます。というか、鍵盤を見ないためすばらしい演奏ができます。すなわち、鍵盤に集中していないにもかかわらず、間違えることがないのです。つまり、集中力と間違えが必ずしも結びついているとは限らないわけです。 では、何故、間違うのか、無意識と意識の葛藤が起こっているからです。無意識としては、忘れたいことがあったとします。そこで意識と格闘がおこり、無意識が勝つと、言い間違えたりするわけです。 余談ですが、心理学というのは、なんとも不思議な学問です。ポパーによれば、これらの考えは、検証不能であるから、非科学であるといいます。同じ心理学のなかでも、科学的に検証不可能なものは認めないという人々が存在するのです。様々な学派が存在し、それぞれに、正しい理論を持っています。心理学の本を見ても、心の構造は、これこれである、と断定しているものを見たことがありません。 最近の心理学では、脳の働きが、心の一部(全てではない)を作り出しているといわれます。心とは、どこかに存在するものなのでしょうか。いや〜、不思議ですね。 ○マーフィー理論の「潜在意識」 基本的には、心理学の潜在意識と同じです。 ただし、潜在意識=神という思想が特殊です。キリスト教の中に心理学的概念を取り入れたためです。それゆえ、潜在意識は神であるから、なんでも可能なのだ、という理論が構築されることになります。 このように表現すると、荒唐無稽な、論拠の薄い理論のように感じます。しかしながら、これほどマーフィーの法則が一般の人々に受け入れられるのは何故でしょう。それは、神を信じてしまえる人間心理の不思議から考えることができます。 宗教というのは、基本的に荒唐無稽です。それを信じて救いを求める人がたくさんいます。そして、その中には、救われたと感じる人がいるのも事実です。日本では、浄土宗や浄土真宗を自分の宗教にしている人が多数います。浄土宗、浄土真宗の本尊は、阿弥陀仏といいます。しかし、阿弥陀仏は実在した仏ではありません。それなのに、阿弥陀仏の願力(衆生を救う力)という不思議な力を信じているのです。論理的な思考をすすめれば、信じることなどバカバカしいことでも、宗教だと真実真理として信じることが出来るのが人間なのです。 神を考えるのは、形而上学といわれます。反証が不可能な理論をいいます。信じるか信じないかで論争するしかない学問です。マーフィー理論を実践する上においては、この理論が正しいのか間違っているのかではなく、信じることができるかどうかなのです。 1.マーフィーの法則 1.マーフィーの法則とは 2.マーフィーの法則が成功しない人へ 2.マーフィーの法則の補足 1.ニューソート 2.催眠療法 3.潜在意識 4.7つの習慣 3.マーフィーの法則 体験談 1.教員採用試験合格 2.家を建てる 3.月収が100万円になりつつある! コラム>マーフィーの法則と共時性 ---- 参考資料 ---- 「フロイトの精神分析 おすすめ度5★★★★★ フロイトの考え方を分かりやすく解説した本です。岩波文庫のフロイト関連の本を読んで寝てしまう人はこちらをどうぞう。Amazon.co.jp へのリンク 「マンガ心理学入門―現代心理学の全体像が見える おすすめ度4★★★★☆ まさしく入門書です。マンガはあまり意味がないと思うのはわたしだけ・・・?Amazon.co.jp へのリンク 「よくわかる心理学 おすすめ度4★★★★☆ 心理学全般の本です。脳と心の関係についても解説しています。Amazon.co.jp へのリンク ※購入するなら 楽天ブックス |
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